同友会ニュース

2017年8月3日

2015年度中堅社員研修全3講が終了しました!


社員教育委員会担当で開催、参加者は33名
  7月8日、15日、23日の3日間、2015年度中堅社員研修が開催されました。参加者数は10社33名。定員30名で参加者を募集したところ、応募締切日を待たずして定員を満たすほどの盛況ぶりでした。
 以前までBBS(ビジネスベーシックセミナー)として開催していたものを本年度から「中堅社員研修」と改め、“幹部と部下の間で働く中堅社員として伝える力を育む”ことをねらいに開催しました。
 
 第1講はパートナーシップ経営塾 代表、愛媛同友会の会員玉井和幸さんを講師にお招きし行われました。「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」について考え、自分の立場で発揮できるリーダーシップとは何かをグループ討論で深めていきました。
 
 第2講の講師は菊間彰さん。愛媛同友会会員のよろず体験事務所をかしやの代表で、アイスブレイクを交えながらコミュニケーションの取り方、人とどのように接していくか、関わっていくかを学びました。
 
 第3講では経営フォーラムにも参加された、えひめコーチングブロッサム代表の中越こずえ氏を講師にお招きして開催しました。「コーチングとはなにか」という導入から始まり、ワークを通して周囲と良好な関係を築くためのスキルアップを図りました。
 
 第3講終了後に社員教育委員の大政裕志さんから、「今回行われた中堅社員研修は“伝える力”をつけることを目的に開催しました。全三講、それぞれに学びがありましたが伝える力を身に付けるためのスキルがこの三講に集約されていたのではないかと思います。この研修で学んだことを現場に活かすためにも、参加された皆様には今回得たスキルを実践し、実践してどうだったかを繰り返し行うことで、成果を実感していただけるのではないかと思います。」と締めくくられました。
 
 毎講終了後、振り返りシートを記入し、学びや感想を伺っています。特徴的な感想をまとめていますので、ご覧ください。
●リーダーはリーダーシップを持っていなければ、全体が良い方向へ進まない。リーダーだけではなくフォロワーのサポートも重要。与えられた環境・条件の中で考えることが大切である。
●少しずつ、徐々にでもスキルを高められるよう日頃より頭の片隅で「リーダーとは」と考えていくようにしたい。
●コミュニケーション、それも一番初めの全くの他人同士がそれを行う場合、ツール・笑顔・初めの一言の大切さを感じた。笑顔や言葉が拙くても、ツールを使うことでそれが補えるということが良く分かった。
●コミュニケーションが円滑にできれば業務にも影響し、生産性が向上するのではないかと思った!
●「でも」に代わる指導の言葉というのを今まで持ち合わせていなかったので、ほめた後の「更に」をしっかり活かしていきたい。目からウロコでした。
●コーチ型リーダーシップを発揮できるよう、明日から少しずつ実際の自分のコミュニケーションを「効果的に指導するコミュニケーションのステップ」を思い浮かべて考えていきたい。
 
 他にも様々な学びや気づきが記入されており、今後につながるセミナーになったと思われます。
 
 参加して下さった皆様、ご協力して下さった皆様、ありがとうございました。
 
文責:難波 賢太(愛媛同友会 事務局員)
 

▲第1講講師の玉井和幸さん

 

▲第2講講師の菊間彰さん

 

▲第3講講師の中越こずえ氏

 

▲グループ討論も盛り上がりました

 

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