会員の声

役員を経験することで学び、実践を

赤尾純一郎氏

赤尾純一郎氏

愛媛汽船(株) 取締役営業部長

―納得できる“会の存在意義”

東京での10余年に亘るサラリーマン生活を経て愛媛に戻って家業入りした当初、いろいろな会合に出席してはみたもののどれもしっくりとせず、とは言うものの自分の進むべき方向性も見出せないまま悶々と過ごしていました。
そんな時に友人に勧められて、断る理由もないからと例会に参加したのが同友会との出会いでした。

 

会員同士が自社の経営上の課題や悩みをオープンに出しあい、より良い会社づくりを目指しあうグループ討論。
何度も何度も繰り返し読んだ「労使見解」。
私にとって初めて“会の存在意義”に納得できたのがこの同友会でした。

 

また何よりも同友会への参加を通じて自分がどういう経営者、どういう会社づくりを目指すべきかといったそれまでは漠然としか考えられなかった点が次第に鮮明になってきたとも言えます。

―経営労働委員長として

現在は、経営労働委員長を務めています。

 

「労使見解」の普及や「企業変革支援プログラム」の活用といった課題に取り組むのが経営労働委員会です。
また、「経営指針成文化セミナー」の企画運営も大切な役割です。

 

毎年秋から冬にかけて開催するセミナーでは、同友会の会員が講師を務めます。
そこでは、初めて成文化する受講生や、過去に成文化した経営指針の見直しをする受講生が、共に学んでいます。

 

全6回で合宿あり、事前課題ありの内容で、最後には受講生全員で発表会を行うため、成文化率はほぼ100%です。
今後は、成文化した経営指針をいかに実践していくか、そのフォローが課題です。

経営労働委員長として

―皆さんへ

2006年の入会依頼、例会や各種セミナー、全国大会への参加のみならずそれらの運営に携わることで多くのことを学ぶ機会を得られました。

 

一方で私の場合はまだまだ「実践不足」であることが大きな課題だと感じています。
多くの学びも知識も実践しなければ単なる“うんちく”に過ぎません。

 

これからもよい会社・よい経営者になるために一歩一歩着実な実践を心がけるとともに、会員同士が共に育ち合える・経営者と社員とが共に育ち合えるような同友会づくりに微力ながら寄与していきたいと思います。

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