同友会ニュース

2019年8月10日

第8回経営フォーラム 持続可能な企業づくりで、愛媛の未来を夢あるものに 〜会社の大きさカタチは違えども、置かれた場所で花咲かそう〜


記念講演 報告者:占部(宇沢)まり氏 父・宇沢弘文を語る 未来を変える目標SDGsと中小企業に求められることとは
会外ゲストの参加も歓迎します。中小企業経営者・個人事業主の方、
経営幹部・後継者、社員の方などのご参加もお待ちしております。

※お申し込み、詳細はチラシをご覧ください。
末尾↓でチラシをダウンロードできます!ぜひご参加ください。




記念講演 父・宇沢弘文を語る
未来を変える目標SDGsと中小企業に求められることとは

報告者:占部(宇沢)まり氏
宇沢弘文氏の長女/医師 東京慈恵会医科大学卒業/宇沢国際学館
代表取締役/一般社団法人 日本メメント・モリ協会代表理事/日本
医師会 国際保健検討委員 将来ビジョン委員会委員

※宇沢 弘文氏(1928 ~ 2014)経済学者
 1928年鳥取県米子市に生まれる。東京大学理学部数学科卒。シカゴ大学、東京大学などで教鞭をとる。数理経済学の分野で先駆的な業績をあげる。人間の心を大事にする経済学を目指し、社会的共通資本という理論を構築した。地球温暖化をはじめ、水俣病をはじめとする公害問題、成田空港問題の平和的解決などに尽力した。「自動車の社会的費用」「人間の経済」「経済学は人々を幸福にできるか」など著書多数。1997 年文化勲章受章。2009 年ブループラネット賞受賞。


第1分科会
経営者の『覚悟』が社風を変える
~ダイバーシティから見えてきたもの~

有限会社エス・ケイ・フーズ 取締役
長崎県中小企業家同友会 副代表理事
中村 こずえ 氏
 
 現在、人手不足が深刻な問題ととらえられています。「募集をかけても人が来ない」。このまま、待っていて良いのでしょうか? 働きたい人が本当にいないのでしょうか? 人を生かす経営の実践こそ、多様な人材を生かすことができ、共に生き共に育つ企業づくりができると考えます。18 年前に1人の障がいのある方に出会ったものの、障がい者を雇用する事は頭になかった私は彼と再会した時に衝撃を受けました。それから障がい者雇用に向き合い、同友会に出会い、現在に至るまで私が経営者として取り組んできたこと・取り組んでいることをお話します。

第2分科会
多様な働き方への対応 ~失敗をバネにする成長する従業員との強い絆~
共に幸せになる藤大の流儀

株式会社藤大 代表取締役
京都中小企業家同友会 会員
藤田 大子氏

 「女性パート社員が中核社員!」日々の交流から社員の悩みを把握し、多様な働き方に反映させてきました。人は育てるものではなく、育つものといわれます。一方的な教育では、自立した人間は育ちません。社員が育つ風土、社風をつくる事は経営者の責任です。共に育ちあう社風、共に学びあう社風をつくるには、コミュニケーションを豊かに交わすことができる仕組み、学びあうことができる仕組みが必要と考えます。パート社員であっても責任を持ち、自らの存在意義を認識してもらう。失敗さえも顧客の満足度の糧にしていく、経営者・社員間で形成された絆が藤大を成長させる牽引力になっています。現在、全ての社員と共に新しい夢に向かって邁進中です。

第3分科会
木質バイオマスを利用したエネルギーの地産地消と地域創生

有限会社内藤鋼業 代表取締役
愛媛県中小企業家同友会 会員
内藤 昌典 氏

地産地消が叫ばれる中、地域からお金が流出してばかりいるのがエネルギーであり、やむを得
ないものとも指摘されます。「エネルギーこそ地域循環」を合言葉に!と話す内藤さんは、地元・内子町の「キラリと光るエコロジータウン内子」をキャッチフレーズの一つに「町並み、村並み、山並みが美しい持続的に発展するまち」を目指したまちづくりと連携しており、2019 年4月には木質ペレットを利用した小型バイオマス発電事業を始めました。この機会に今後のエネルギーと環境経営、中小企業の役割について話をします。


第4分科会
100 年後も続く豊かな地域の未来を、第一次産業で作る

スリーラインズ株式会社 代表取締役
愛媛県中小企業家同友会 会員
山内 満子 氏

普通の主婦からの挑戦。遊子漁業協同組合女性部で部長として活動後、えひめいやしの南予博2016 をきっかけに養殖真鯛の体験を交えたPR に取組み、長男のI ターンをきっかけにスリーラインズ㈱を設立。資金、ノウハウゼロからの新たな挑戦として、「この地域だからこそ出来る持続可能な産業で地域に人を残し、若者が希望を持てるまちづくりのモデルケースにしたい」との創業への想いと、100 年後の未来にも続く豊かな地域の未来を、第一次産業で作りたいとの想いについて報告します。


 
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