同友会ニュース

2018年8月7日

えひめジョブチャレンジU-15事業にとりくみます


▲鴨川中学校・えひめジョブチャレンジU-15事業 事前説明会
鴨川中学校で米田順哉会員が事前説明会で報告しました

 

2019年度より愛媛県内の全中学校を対象に職場体験実習を5日間実施する「えひめジョブチャレンジU-15事業」ことが、愛媛県が進めており、今年度は本格化する前に一部中学校で実施しています。

 今回、鴨川中学校からえひめジョブチャレンジU-15事業作業部会をきっかけに、米田順哉代表理事(NPO法人家族支援フォーラム理事長)に生徒と受け入れ事業所向けの事前説明会にガイダンスの依頼があり、職場体験実習の事前説明会で報告する機会がありました。

冒頭、米田さんから生徒に「達成感を感じることは何がある?」と質問をかけ、様々な学校での「クラブ活動などで達成感を得たとき」など学校生活での達成感を得たエピソードを生徒が話します。

続いて、みんなは学校生活が中心だけど、「びっくりするほど多くの仕事が世の中にはある」、「その数だけびっくりするほどの達成感を得られる場所がある」と説明。

さらに米田さんから、「社長」と「平社員」どちらがえらいか?と生徒へ質問します。「社長のほうが偉いとふつうは答えるけど、社長と平社員はそれぞれの役割を果たしているだけで、どちらが偉い、偉くないはない」と語ります。


続いて、今回の職場体験実習受け入れにあたって、
各事業所の担当者へ「知っておいてほしいこと」として3つのことを話しました。

1)人間は働くことを通じて成長するということ。 

2)中小企業には素晴らしい教育力があるということ。
仕事を通じて成長できる中小企業には、教育力があります。逆に言えば、受け入れにあたっては、経営者が自社を本当に教育力アル職場作りが出来ているかが問われることになります。 

3)職場体験実習・キャリア教育の受け入れには社員教育の観点があり、仕事や会社への誇りを再認識する機会になるということ。

職場体験を受け入れることで、社員が生徒へ自身の仕事を説明する中で、地域に果たしている役割や自社の存在意義など様々な気づきが得られ、社員に誇りも生まれます。この社員教育は企業側のメリットであり、何より代えがたい特権です。 最後に各事業所の皆さんから自己紹介があり、受け入れ生徒と顔合わせとして対面されて終了しました。

  説明会終了後は校長と意見交換する中で、『未来デザインゲーム』が授業で使用されたことを紹介して頂き、「反響が良かった」との声を頂きました。

大企業も官僚も進路として良いが、中小企業も良い。この間も愛媛同友会が進めてきたキャリア教育運動とその考え方を整理して「見える化」させた『生きる力を育む教育』の冊子とともに、公平な職業観・就労観を養っていくキャリア教育運動に努め、その教材・普及版として開発した『未来デザインゲーム』の普及にとりくんでいきます。


 愛媛県中小企業家同友会 安丸雄介

 

▲左側が受け入れ事業担当者・右側が生徒たち

 

▲働くことを通して人は成長すると語りました

 

▲生徒へ質問する米田さん

 

▲説明会後は受け入れする生徒さんと対面式がありました

 

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