開会冒頭で協定書の調印式が行われ、記者発表では大橋学長より、地方創生の時代に中核を担うのは中小企業だと挨拶。これまで連携してきた諸団体との「ステークホルダー・ファースト精神」を大事にリーダーシップの発揮できる人材の育成や全愛媛の活性化していくことを話されました。

また、愛媛同友会からは平野代表理事より、この間の愛媛同友会の産学連携のインターンシップや提供講座などのキャリア教育の歴史が紹介され、「愛媛同友会は産学官報金労との連携を進めてきており、地域のステークホルダーとして一緒に取り組みを強めていきたい」「国際連携の課題とともに、地域防災の課題ではBCP（事業継続計画）の確立も進めていく」と話されました。調印式の様子は1月12日付で愛媛新聞に掲載されました。

愛媛大学によれば、愛媛大学の経済団体との連携協定締結は愛媛同友会で3例目です。今後は愛媛大学・社会連携推進機構に窓口が設置され、愛媛同友会としても地域で活躍する人材育成を引き続き強化し、新たな課題として国際化問題や地域防災の分野でも連携を図っていきます。

文責：安丸雄介（愛媛県中小企業家同友会　事務局）